総務省が主導してきた事業者間の乗り換え円滑化政策により、電気通信業界を取り巻く市場環境はここ数年で激変した。キャリアメールに依存した顧客の囲い込み戦略は崩壊し、ユーザーの関心は月額利用料の安さや通信品質へと完全にシフトしている。これに伴い、特定の通信会社に依存しないGmailやiCloudメールをメインアドレスとして運用するユーザーが主流となった。
将来的な通信会社の変更を視野に入れるなら、持ち運びサービスを永久に契約し続けるよりも、段階的にフリーメールへ完全移行していくアプローチが合理的だ。重要度の高い連絡先から順番にフリーメールへ変更を伝達し、キャリアメールの依存度を徐々に下げていくことが、将来的な固定費削減と乗り換えの自由度を高めるカギとなる。