東扇島東公園の人工海浜「かわさきの浜」では、春から初夏にかけて潮干狩りを楽しむ来訪者で賑わいます。有料の観光潮干狩り場とは異なり、入場料や貝の採取料金は完全無料です。しかし、自由利用が認められているからこそ、自然資源の保護と法令遵守が強く求められます。
天然発生のアサリやハマグリ、マテガイなどを狙う場合、狙い目となるアサリの時期は4月から6月頃の干潮時です。お出かけ前には「東扇島東公園 潮見表」や海上保安庁発表の潮汐データを確認し、干潮時刻の約2時間前から干潮後1時間程度を狙って行動することが基本となります。
注意しなければならないのが、道具とサイズに関する法規上の制限です。神奈川県の海区漁業調整規則および関係法令により、以下のルールが厳格に適用されます。
- 使用可能な道具:柄の長さが50cm未満、爪の幅が15cm未満の一般的な熊手(じょれん等の大型器具、金網付き熊手、動力付き器具は全面禁止)。
- 採取サイズ制限:殻長2cm以下のアサリ(稚貝)は再放流が義務付けられています。
- 採取量の上限:1人あたり1日2kg以内を目安とし、営利目的の大量捕獲は固く禁じられています。