「龍飛岬ホテル 事故」という検索がされていることからも、利用者や興味を持つ人の間に何らかの不安があることは明らかです。しかし、青森県警察の公開資料および地元報道アーカイブを確認する限り、営業中に宿泊者や従業員が巻き込まれる大規模な事故・火災・事件の記録は見当たりません。唯一、強風による外壁・看板の破損や冬季の凍結による小規模な施設被害があったことは、地元の生活情報誌に散見されます。
ではなぜ事故の噂があるのか。過去の大型廃墟物件では、殺人事件や自殺者がいるとのデマがセットで拡散される傾向があります。龍飛岬ホテルも例外ではなく、心霊スポットとしての文脈で「実は過去に事故が」という形で語られるケースが確認されました。現地を知る複数の地元住民は「そういう話は聞いたことがない」と話しており、報道事実として扱うには根拠が乏しいのが実情です。