事態が急転したのは、警視庁による書類送検の一報だった。東京都内でテレビ番組のロケの合間、駐車中のロケバス車内において20代女性に対して性的暴行に及んだとされる容疑である。被害女性は深いトラウマを抱え、警視庁へ被害届を提出。「許すことはできない」という強い処罰感情が伝えられた。
吉本興業の対応は電光石火だった。タレントマネジメントにおけるコンプライアンス基準が厳格化するなか、同社は事実関係の重大性を重く見て即座にマネジメント契約を解除。かつてのような「活動自粛による冷却期間」を挟む余地すら与えない毅然とした判断は、事案の深刻さを物語っていた。