店頭でナプキン品薄はなぜ?売り切れの真相と在庫状況を徹底検証

店頭でナプキン品薄はなぜ?売り切れの真相と在庫状況を徹底検証

店頭でナプキン品薄はなぜ?売り切れの真相と在庫状況を徹底検証に関する知りたいポイントをわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

日本国内で流通する生理用ナプキンの大部分は、国内大手3社によって製造されています。各社の生産現場において供給停止や原材料不足によるライン停止といったトラブルは生じているのでしょうか。各社の公式開示資料および業界データをもとに、現在の供給体制を比較・検証しました。

メーカー・主要ブランド詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価ユニ・チャーム(ソフィ)国内シェア約50%強。香川・静岡等の主要拠点で24時間フル稼働体制を維持。国内自給率ほぼ100%(完成品ベース)ユニチャーム公式発表の通り、基幹商品の生産余力は極めて盤石。欠品懸念は杞憂。花王(ロリエ)「肌きれいガード」「しあわせ素肌」など主力ラインの出荷量は前年同期比101〜103%で推移。安定供給指数98%以上を維持花王ロリエ供給状況に停滞はなく、物流混雑時を除き全国の物流ハブへ定時納入が継続。大王製紙(エリス)「素肌のきもち」「メガミ」シリーズを展開。愛媛工場などを中心に増産体制を柔軟に敷く。製紙系強みを活かしたパルプ自給基盤大王製紙エリス品切れは特定の色・デザイン限定品に限られ、汎用品は即時調達が可能。原材料・輸入コスト動向高分子吸収体(SAP)、不織布、包装材コストが過去3年間で約15〜22%上昇。輸入資源インフレ率10〜15%ナプキン原材料高騰影響により価格改定や枚数見直しはあるが、原材料途絶のリスクは極小。

日本衛生材料工業連合会の統計資料を紐解いても、日本国内で消費される生理用ナプキンは国内生産比率が99%以上を誇ります。食料品や電子部品のように海外港湾の封鎖や国際紛争によって突如途絶するサプライチェーン構造にはなっていません。ナプキン通販再入荷のサイクルも大手ECモール(Amazon、楽天、LOHACO等)では最短翌日〜数日スパンで巡回しており、焦って高額転売品に手を出す合理的な理由は存在しません。

山下 哲也
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山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。