城久氏の早世後、池田家の長男である池田博正(ひろまさ)氏がどのような役割を果たしてきたのか。博正氏もまた創価大学を卒業後、慶應義塾大学大学院で学び、創価学園の教諭などを経て学会本部の要職へと就いた。現在は創価学会副会長として、国内外の交流事業や各種行事において重要な役割を担っている。
一部の外部メディアでは「博正氏が会長職を継ぐのではないか」という世襲説が囁かれた時期もあった。だが、実際の組織運営において、原田稔会長をはじめとする執行部が主導権を握っており、博正氏自身が最高権力者のポストに就く気配はない。創価学会は「血縁による継承を行わない」という原則を徹底しており、博正氏はあくまで一人の副会長として、亡き父の理念を支える立場を貫いている。