不死身の軍人・船坂弘の壮絶な伝説と真実|奇跡の生還劇と戦後の光

不死身の軍人・船坂弘の壮絶な伝説と真実|奇跡の生還劇と戦後の光

不死身の軍人・船坂弘の壮絶な伝説と真実|奇跡の生還劇と戦後の光の全体像を詳しく解説してご紹介します。

終戦後、米軍の捕虜収容所(ハワイ、テキサスなど)を経て1946年に復員した船坂弘を待っていたのは、すでに「戦死」として処理され、墓まで建てられていた故郷の現実でした。生き残ってしまったことに対する凄まじい葛藤の中、彼は戦後復興のために立ち上がります。

「これからの日本を建て直すのは、武力ではなく学問と文化の力である」との信念から、1949年、東京・渋谷駅ハチ公前広場の一角にわずか1坪の本屋を開業。これが現在も知られる大盛堂書店の創業です。船坂の類まれなバイタリティは実業界でも発揮され、同店は日本有数の大型書店へと成長を遂げました。

実業家として成功を収める一方、船坂の心からアンガウル島で散っていった戦友達の姿が消えることはありませんでした。自身の凄惨な戦争体験を後世に語り継ぐため、名著『英霊の絶叫 散華したアンガウル島将兵の冥福を祈って』を執筆・出版。この書籍は大きな反響を呼び、彼はその印税や個人資産を惜しみなく投じて、パラオ各地に慰霊碑を建立する事業に乗り出しました。

鈴木 陽菜
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鈴木 陽菜

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