彼のキャリアの原点は、1989年に開催された第2回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でのグランプリ受賞に遡る。当時、北海道から上京したばかりの16歳の少年は、圧倒的な透明感と洗練されたルックスで審査員を驚愕させた。中性的な中にも芯のあるまなざしは、すぐさま大手のホリプロの目に留まり、華々しいデビューへとつながっていく。
骨太なアイドル像が主流だった当時の日本芸能界において、華奢な体躯と繊細な表情を併せ持つ武田真治の登場は画期的だった。ティーン向け雑誌のグラビアを飾るたびに全国の女性ファンを虜にし、「中性派美男子」という新たなポジションを瞬く間に確立してみせた。