玄関収納・下駄箱の内部には、一見すると使い道のない「上部の空洞」が放置されがちだ。この無駄な高さを劇的に活かすには、独自の寸法ルールを把握することが欠かせない。
一般的な下駄箱の棚板間隔は、約30cm前後に設定されているケースが多い。靴1足の高さが10〜12cm程度だとすると、上部に約15cm以上の空洞が残ってしまう計算になる。ここでセリアのラック(高さ約12.5cm)を差し込むことで、上下2段の立体収納が完成する。
ただし、隠れた鉄則がある。それは「靴の出し入れに必要な上部クリアランス(隙間)として最低2cmを確保する」ということだ。ぎりぎりの寸法で詰め込むと、靴のつま先やかかとが引っかかり、毎日の出し入れがストレスと化す。棚板の可動ピッチを調整し、ラック上部と上の棚板との間に指がすっと入る隙間を残すことが、快適な玄関環境を作るプロの技だ。