順風満帆に見えた生活の裏で、彼女を精神的・肉体的に追い詰めていたのが最愛の実母・和歌鈴子の介護問題でした。母が認知症を患い、2010年6月頃から体調を大きく崩して入院すると、松本友里は幼い長男の子育てと並行して懸命な看病と介護に奔走することになります。
しかし、献身的な支えも虚しく、母は2010年10月に死去。誰よりも頼りにし、芸能界の先輩としても尊敬していた母を失ったショックは計り知れず、彼女は重度のペットロスや介護うつ、パニック障害の症状を悪化させていきました。そして母の死からわずか1ヶ月後の2010年11月15日未明、都内の自宅で自ら命を絶つという痛ましい結末を迎えます(死因は縊死)。松平健が舞台公演のため福岡・博多座に滞在中の一報であり、防ぎきれなかった突然の別れに世間は絶句しました。