時計の針を巻き戻すと、シューイチにおける中丸の休止経緯は、プライベートの報道を受けた本人からの活動自粛申し入れに端を発します。日本テレビ側は編成上の混乱を避けるため、即座に出演見合わせを決定。これにより、2011年4月の番組立ち上げ当初から660回以上にわたって放送されてきた名物コーナー「まじっすか」は、突如として主を失う事態に陥りました。
この急転直下の事態に対し、局内では「企画の完全打ち切り」か「代理MCによる継続」かの激しい議論が交わされました。一時期は「まじっすか 後任」として若手タレントや事務所の後輩アイドルを起用する案、あるいは別企画へのリニューアル案が浮上。実際に他タレントを起用したトレンド検証企画などが試行されたものの、10年以上の歴史が生んだ「中丸雄一の独特なテンポと親しみやすさ」をそのまま代替することは容易ではありませんでした。
結果として、番組側は看板コーナーの看板そのものを完全にすげ替えるのではなく、単発企画やリニューアルコーナーを織り交ぜながら枠を維持する方針を採用。打ち切りという断罪を下さず、余白を残した編成を続けている背景には、番組功労者に対する日テレ制作陣の配慮と、将来的な復帰の選択肢を完全には排除しない現実的なリスクヘッジが透けて見えます。