オフィスのフリーアドレス席やコワーキングスペースでのわずかな油断が、致命的なインシデントを招く。サイバーセキュリティの脅威は、高度な標的型攻撃ばかりではない。端末の放置やログアウト不備を突いた「物理的な盗み見」「なりすまし送信」こそ、現場で最も頻発するリスクだ。
同僚や部外者が悪意を持たずとも、画面に表示された取引先情報や機密メールが視界に入るだけで重大なコンプライアンス違反になる。画面ロックの徹底はもちろんのこと、共有端末を離れる際の完全なセッション切断は、現代のビジネスパーソンにとって最低限の身だしなみと言える。