2026年、東京ディズニーランドおよびディズニーシーの入園チケットは、混雑期には1万5000円を超える水準に達した。大人2人、子ども2人の4人家族が1日遊ぶだけで、チケット代だけで6万円が吹き飛ぶ計算だ。これに交通費、食事代、グッズ購入費を加えれば、予算は簡単に10万円を突破する。
「昔はもっと気軽に遊びに行けたのに」。都内在住の30代主婦はため息をつく。かつては学生が小遣いを握りしめて通えた場所だった。しかし今、そのハードルはあまりにも高い。価格変動制(ダイナミックプライシング)の導入は、混雑緩和という大義名分のもと、実質的な値上げとして機能している。