ハイエースの標準ボディの全幅は1,695mm(4ナンバー小型貨物枠)であり、実は街中でよく見かける5ナンバーサイズのコンパクトミニバンと車幅自体は全く同じです。「車幅が広くてすれ違いが怖い」と感じる心理的な原因は、車高の高さと直立したサイドパネルによって視界の情報量が変わることにあります。
確実なハイエース車幅感覚の掴み方として有効なのが、ダッシュボード上のランドマーク(目印)とサイドミラーの活用です。道路の中央を走行している際、自分の左足の位置が道路の中央やや左寄りを通るイメージを持つと、車体は自然と車線の中心に収まります。また、ハイエースのボディ側面は余計な膨らみがなく垂直に切り立っているため、サイドミラーに映る自車のボディラインがそのままタイヤの通過ラインとほぼ一致します。
狭い道路での対向車とのすれ違いでは、右側の白線やガードレールと自車右側面との距離をミラーで確認しながら寄せるのが最も安全です。右側の間隔を数センチ単位でコントロールできれば、車幅が同じである以上、左側にも同等の安全マージンが確保されていることになります。