前田健太投手が2015年オフにポスティングシステムでメジャーリーグへ移籍した後、カープの背番号18は「誰もが認める器が現れるまで空番にする」という方針のもと、4シーズンにわたり封印されました。その沈黙を破り、2019年ドラフト1位指名で明治大学から入団した森下暢仁投手にいきなり18番が提示されたことは、球団首脳陣の並々ならぬ期待を物語っていました。
森下投手はその重圧をものともせず、ルーキーイヤーの2026年に10勝3敗、防御率1.91という驚異的なスタッツを残してセ・リーグ新人王を獲得。翌2026年の東京オリンピックでも日本代表の先発として堂々たる投球を披露し、金メダル獲得に大きく貢献しました。
球威あるストレートにしなやかなカットボール、そして打者のタイミングを狂わせる緩急自在のチェンジアップ。2026年シーズンを迎えた現在も、森下投手は投手陣のリーダー格としてローテーションの柱を担い、若手投手陣の模範として確固たる存在感を放っています。