医薬品としての殺菌効果を最大限に引き出し、口腔トラブルを早期に鎮静化させるためには、厳密な希釈と正しい洗口動作が欠かせません。
正しい希釈倍率と準備の手順
添付文書に定められた標準的な希釈基準は、ベンゼトニウム塩化物として0.01〜0.02%濃度です。原液は0.2%濃度の製剤であるため、実質的には約10〜50倍(臨床現場では約50倍が推奨基準)に薄めて使用します。
- コップに水約50mL(底から指2本分程度)を用意します。
- ネオステリングリーンを約1mL(約20滴)滴下します。
- 全体が淡いクリアグリーンに混ざり合ったら準備完了です。
- 1日数回、食後や就寝前、歯磨き後に口に含んで洗口します。
抜歯直後に絶対やってはいけない「ブクブクうがい」
抜歯後に使用する場合、最も警戒すべきリスクが「ドライソケット(抜歯窩治癒不全)」です。抜歯した穴には血液がゼリー状に固まった「血餅(けっぺい)」が形成され、骨を保護しながら組織を修復します。勢いよく「ブクブク」と音を立てて激しいうがいを行うと、水圧で血餅が剥がれ落ち、骨がむき出しになって激痛が何週間も続く事態に陥ります。
抜歯後2〜3日間は、薄めた液を口にそっと含み、頭を軽く傾けて患部に行き渡らせた後、洗面所へ静かに吐き出す「ゆすぎ」に留めてください。