寄席通の間で「都内で最も観劇環境が整っている」と称賛される理由が、計算し尽くされた劇場設計にあります。鈴本演芸場はビルの3階に位置しており、客席総数は285席。映画館と同様のスタジアム形式を採用しており、後方へ行くほどしっかりと傾斜がついているため、前の人の頭で舞台が見えなくなるストレスが極めて少ない構造です。
快適な観劇体験を叶えるためのおすすめ座席エリアを、目的別にご紹介します。
- 臨場感と表情を堪能したいなら【C列〜E列の中央ブロック】:演者の細かな視線の動きや息遣い、小道具の扇子や手ぬぐいの細工まで肉眼で鮮明に捉えられます。A・B列は高座を見上げる角度がきつくなる場合があるため、首への負担を避けるならC列以降がベストです。
- 全体を見渡す音響バランス重視なら【F列〜H列の中央ブロック】:舞台全体と客席の笑いの広がりを一体となって体感できる、編集部イチオシのベストポジションです。高座の高さと目線がほぼ水平になり、長時間の鑑賞でも疲労感がありません。
- 途中退場や買い出しをスムーズにしたいなら【通路側席】:お弁当の購入やお化粧室への移動、仕事帰りの途中入場などを想定している場合は、左右の通路に面した座席が圧倒的に動きやすく快適です。
各座席には映画館と同様のドリンクホルダーが備え付けられており、手元に飲み物を置いたままリラックスして噺に没頭できる点も、木製ベンチが主流の他寄席にはない大きなアドバンテージです。