木は生きている。切り出されて家具となった後も、空気中の水分を吸放出することで伸縮を繰り返す。乾燥が不十分な木材を使用すれば、納品後に反りや割れが発生してしまう。だからこそ、園田産業では木材の乾燥工程と素材選定に徹底的な管理を行う。
材の目利きと含水率管理
テーブルの天板や脚部に使用されるオークやウォールナットは、厳格な基準を満たしたものだけが選別される。自社工場へ搬入された資材は、含水率が適正値に落ち着くまでじっくりと養生される。妥協のない仕込み工程こそが、何十年も使用できる耐久性の基礎となる。
接合技術と仕上がりの美しさ
強度を左右する木材同士の接合部分には、伝統的な組木(くみき)構造や精密なほぞ組みが採用されている。強力な接着剤だけに頼るのではなく、木と木を噛み合わせる構造を作ることで、激しい日常使用にも耐えうる堅牢性を獲得している。仕上げの研磨作業においては、職人が手触りを確認しながらミリ単位の微調整を重ねる。