四角い箱型のサウナ室では、熱気が天井の隅に停滞しやすく、室内での温度差が生じやすい。これに対して樽型の構造は、上昇した熱気が角にぶつかることなく、湾曲した壁面に沿って自然に流れて下へと巡る。この滑らかな熱循環が、頭ばかりが熱くなって足元が冷えるというフラストレーションを解消してくれるのだ。
さらに、角がない分だけ室内の容積が小さくなるため、ウォーミングアップの時間を大幅に短縮できる。ストーブにかけるエネルギー消費量を抑えつつ、短時間で理想的な室温に達するエコな設計は、電気代や燃料費が高騰する昨今の情勢において、オーナーにとって大きなメリットとなっている。