実写映像のクオリティを決定づけているのが、細部への異常なこだわりで知られるカン・シンヒョン監督の手腕だ。演出陣はリアリティの追求を徹底し、撮影現場には現役の心臓血管外科医が常駐。執刀時の執刀医の手元や医療器具を渡す角度、手術室特有の静けさや機械音に至るまで完璧な監修が施された。
主演キャスト陣も数ヶ月に及ぶ過酷な医療研修をクリアし、縫合の手際においては現役医師が目を見張るほどの水準へ達したという裏話もある。カメラを止めずに撮影する長回しの手術シーンは、現場の緊張感がダイレクトに画面越しへ伝わってくる圧巻の仕上がりだ。