色の伝達における本質は、単語の暗記ではなく「相手の脳内にどのような情景を想起させるか」というイメージの共有にあります。
英語は具象名詞を形容詞化して色を表現する能力に長けた言語です。日本語では「〇〇色」と漢字を当てる場面でも、英語ではice blue(氷のような冷涼感のある極薄ブルー)、pastel blue(やわらかなパステル調)、duck egg blue(鴨の卵の殻のような緑がかった絶妙なくすみ青)など、実在する事物の質感を借りて表現します。
ビジネスの現場やクリエイティブなやり取りにおいて色を指定する際は、以下の判断基準を持つことで致命的なコミュニケーションロスを防ぐことができます。
- 大まかな色味だけを伝えたい場合:light blueで十分(余計なニュアンスを足さない)
- ECでの購入やファッションの指示:baby blue(淡色)、powder blue(くすみ系)、sky blue(鮮やか系)を明示
- 海・リゾート・夏向け商品の企画:aqua、turquoiseを活用して透明感や温度感を付加
- WEB・印刷・UI設計の指定:単語に頼らず、HEXコード(#70D6FF等)やパントン(PANTONE)番号を併記