政界の勢力図が塗り替えられつつある現在、水面下で着実に足場を固め直す動きが目立っている。永田町関係者への独自取材によると、元外務副大臣としての外交人脈や政策立案能力を高く評価する声は、与野党の垣根を越えて根強い。「表層的なパフォーマンスではなく、制度の裏側を知り尽くした実務家」――ある自民党中堅議員は、彼をそう評した。
外交の現場で培った複眼的な視点と、国内課題をリンクさせる手腕。これが最大の強みだ。派手なスローガンに逃げず、制度設計の緻密さで勝負する姿勢は、近年の政界においてむしろ希少価値を持ち始めている。取材を進めると、単なる過去の実績にとどまらず、新たな政策枠組みの構築に向けた勉強会を主導するなど、着実な布石を打っている実態が浮かび上がってきた。