アヒル口とは、その名の通りアヒルのくちばしのように上唇が軽く反り返り、左右の口角がきゅっと引き上がった形状を指します。唇の中央部分がぷっくりと前方に突き出し、脱力している時でも微笑んでいるかのような柔らかい表情を保てる点が最大の特徴です。
よく混同されやすい形状に「カッパ口」がありますが、両者には明確な構造的違いがあります。カッパ口は上唇が富士山のような山型を描き、口全体が横に平たく結ばれた形をしており、どこかユニークでコミカルな愛嬌を醸し出します。対してアヒル口は、中央の立体感と口角の鋭い切れ込みが強調されるため、甘さや色っぽさが際立つ造形美といえます。
アヒル口がもたらす視覚効果は非常に大きく、唇の中央に立体感が集まることで顔の余白が狭く見え、小顔効果や若々しい幼さを演出できる点も見逃せません。