Q1:なぜ「ワシントン州」と「ワシントンD.C.」で同じ名前が使われているのですか?
A1:どちらも合衆国の初代大統領ジョージ・ワシントンの功績を称えて名付けられたためです。首都「ワシントンD.C.」は1790年に設立され、西海岸の「ワシントン州」は1889年に州に昇格しました。ワシントン州が設立される際、首都との混同を避けるため当初は「コロンビア州」とする案もありましたが、議会審議の過程で最終的にワシントン州と命名され、結果として同名地域が東西に併存することになりました。
Q2:ホワイトハウスやアメリカ連邦議会議事堂は一般人でも内部を見学できますか?
A2:どちらも見学可能です。アメリカ連邦議会議事堂は、ビジターセンターを通じて公式ウェブサイトから事前予約を行えば、誰でも無料でガイドツアーに参加できます。一方、ホワイトハウスの見学はセキュリティ上の理由から非常に厳格であり、米国民は連邦議員の事務所経由、日本国籍者などの外国人は在米大使館経由での事前申請が必要となりますが、手続きに数カ月を要し枠も極めて限られています。
Q3:ワシントンD.C.の「D.C.」とは何の略称で、なぜ州ではないのですか?
A3:「District of Columbia(コロンビア特別区)」の略です。「コロンビア」はアメリカ大陸を発見したクリストファー・コロンブスに由来するアメリカの詩的な古称です。州ではない理由は、合衆国憲法が「いかなる特定州の支配・警察力にも依存せず、連邦議会が直接統治する独自の直轄地を持つ」と規定したためで、州政府の干渉を排除して政治的中立を担保する目的で特別区に指定されています。