一人旅の快適性を左右するもう一つの要素が、座席の「列番号」だ。新幹線の車両は、最前列と最後尾の座席にそれぞれ特有のメリットとデメリットが存在する。
最前列(1番テーブル)は、目の前に大きな壁面テーブルがあり、コンセントも足元ではなく壁に設置されているため使い勝手が良い。しかし、前方に座席がないため「前の座席の背もたれが倒れてこない」というメリットがある反面、デッキからの出入り口に近いため、人の往来やドアの開閉音が気になるという欠点もある。また、足元スペースが実は他の席よりわずかに狭い車両もあるため注意が必要だ。
最後尾の座席は、シートを後ろの乗客に気兼ねなく最大までリクライニングできるのが最大の魅力だ。さらに、座席後方のスペースは「特大荷物スペース」として事前予約制になっており、スーツケースなどの大型の荷物を持つ一人旅には欠かせないポジションとなっている。一方で、後ろから他人の荷物が出し入れされる際の気配や、リクライニングの角度によっては荷物と干渉することもあるため、事前のルール把握が欠かせない。