だんじりの新調や改修には、数千万円から1億円を超える莫大な費用がかかります。町全体でお祝いムードを高めるため、近隣住民や縁のある知人、見学者が「ご祝儀(御花)」を届ける文化が根付いています。
関係性ごとのご祝儀相場は次の通りです。
・近隣住民・友人・知人:3,000円〜10,000円(一般的には5,000円前後が主流)
・親戚・深い付き合いのある関係者:10,000円〜30,000円
・町内役員・企業・商店:30,000円〜100,000円以上
のし袋(金封)の選び方と表書きにも固有のルールがあります。
水引は、何度あっても喜ばしい慶事であるため「紅白の蝶結び(花結び)」を選びます。婚礼用のような「結び切り」は使用しないよう注意しましょう。
表書きの上段には「御祝」「御花」「祝 御新調」「祝 御改修」と毛筆や筆ペンで太く明瞭に書き、下段中央に贈り主の氏名(フルネームまたは会社名・団体名)を記載します。
持ち込んだご祝儀は、式典会場や詰所(詰所・本部テント)の受付に「本日はおめでとうございます」と一言添えて手渡します。受け付けられた名前と金額は、会場に設置された「花板(御花芳名板)」に貼られ、町の慶事を支える善意として披露されます。