オリジナルチキンの骨を料理に再活用する、あるいは食べる際に手を汚さず美しく平らげるためには、5つの部位(パーツ)ごとの骨格構造を理解することが不可欠だ。ケンタッキー 部位別 骨の食べ方をマスターすれば、肉を無駄なく回収しつつ、綺麗な状態で出汁取り用の骨を確保できる。
1. サイ(腰 / Thigh)
脂身が多く最もジューシーな部位。中央に太い大腿骨があり、横に三角の骨(寛骨)が伸びている。上部から飛び出ている細い骨の先端を軽くねじって引き抜くと、内部の太い骨もスルスルと取り出せる。骨の内部にコラーゲンと骨髄が最も多く詰まっており、出汁取りに最高の部位である。
2. ウイング(手羽 / Wing)
手羽先と手羽元が合体した部位。2本並んでいる細い骨(橈骨・尺骨)の端を持ち、左右に少し回しながら引っ張ると、身を崩さずに一瞬で骨が抜ける。皮と骨の周りにゼラチン質が豊富で、スープのとろみ付けに極めて重宝する。
3. キール(胸 / Keel)
脂身が少なく高タンパクな部位。中央に軟骨、左右に薄い小骨がある。左右の肉を左右に割くように開き、中央の軟骨を真上に引き抜くだけで完全に骨と肉を分離できる。この軟骨はそのまま食べても美味だが、スープに入れて煮込むとトロトロの食感に化ける。
4. リブ(あばら / Rib)
旨味が濃く、あばら骨の周りに肉がついている。背骨側に太い骨があり、そこから櫛状に細かいあばら骨が連なっている。食べる際は、背骨の関節部分を折ってから、肋骨を1本ずつしゃぶるように外していく。細かい骨が多く出汁が出やすいが、料理に使う際は骨のかけらが残らないよう茶こし等で濾す工程が必須となる。
5. ドラム(脚 / Drum)
子どもから大人まで馴染み深い持ち手付きの脚肉。両端の関節部分を持ち、肉を回転させながら食べ進める。中央に太い脛骨が1本通っているため、ケンタッキー 骨の抜き方としては最も難易度が低く、スープ用のベース出汁としても扱いやすい。