事件が公となったのは、2017年12月1日のことでした。静岡県警および新潟県警の合同捜査本部により、HilcrhymeのDJおよびサウンドプロデュースを担当していたDJ KATSU(本名:斉藤克幸)が、大麻取締法違反(所持)の現行犯で逮捕されました。
捜査関係者の発表によると、DJ KATSUが役員を務めていた新潟市中央区のスノーボード関連会社事務所、ならびに東京都世田谷区の自宅マンションから乾燥大麻や大麻リキッドが押収されました。警察は内偵捜査を進めた上で家宅捜索に踏み切っており、本人も「自分で使うために持っていた」と容疑を認める供述を行いました。
この一報を受け、所属レコード会社であったユニバーサルミュージックは即座に音源の出荷停止やデジタル配信の停止、契約解除などの厳しい対応を発表。全国ツアー中だったHilcrhymeの活動は完全にストップし、音楽界に大きな衝撃を与えました。
2018年4月に新潟地裁で開かれた初公判において、DJ KATSUは起訴内容を全面的に認めました。検察側は「常習性があった」と指摘したものの、初犯であることや反省の態度を示している点が考慮され、懲役6ヶ月・執行猶予3年(求刑懲役6ヶ月)の判決が下されました。執行猶予期間は2026年に満了しています。