『北の国から』の生みの親である脚本家・倉本聰氏は、90代を迎えた今も富良野を拠点に執筆や環境保護、演劇人育成プロジェクト「富良野GROUP」の精神的支柱として情熱を注ぎ続けています。
富良野市麓郷にある「麓郷の森」や「拾って来た家」「五郎の石の家」といったロケ地群は、現在も観光名所として大切に保存・維持されています。廃材を使って建てられた家々や、手作りの風力発電装置を前にすると、五郎さんたちの息づかいがそのまま残っているかのような錯覚を覚えます。デジタル社会が進む2026年だからこそ、倉本氏が作品に込めた「自然への畏敬」と「人間の原点」のメッセージは、より切実に響きます。