特急しなの号は通常6両または8両(多客期は最大10両)で編成され、自由席は主に長野寄りの1号車・2号車(または下り先頭付近の増結車)に配置されます。平日の朝夕は名古屋近郊(多治見・中津川方面)や松本〜長野間の通勤・通学客で混雑するほか、休日の午前便(名古屋発)および夕方便(長野発)は観光需要で自由席が満席となり、立ち客が出るケースも珍しくありません。確実に着席したい場合は、早めの指定席確保が賢明です。
一方、名古屋寄りの先頭車両に設定されている「パノラマグリーン車(クロ383形)」は、階段状のシアター配置と大型前面窓からダイナミックな前面展望が楽しめる屈指の人気席です。特に下り列車(長野行き)の最前列(1番列)はプラチナチケットとして即日完売することも多いため、乗車日1ヶ月前の午前10時打ちでの予約が推奨されます。
注意したいのが「車内販売」の状況です。現在、特急しなの車内での移動販売サービスは完全に終了しています。自動販売機の設置もないため、乗車前には必ず名古屋駅や長野駅、松本駅などのホーム・コンコース売店で飲料や駅弁を購入しておきましょう。