ジョニー・ウェアを語る上で欠かせないのが、日本の至宝・羽生結弦との深遠なリスペクト関係です。羽生が少年時代、ジョニーの滑らかなスケーティングと中性的な美しさに強い衝撃を受け、トレードマークだったマッシュルームカット(きのこヘア)を真似していたエピソードはファンの間でも有名です。
その憧憬は、やがて氷上での美しい共作へと結実しました。羽生がシニアデビューを果たした2010-2011シーズンの名プログラム「チゴイネルワイゼン」、そして東日本大震災を乗り越えて世界選手権で劇的な銅メダルを獲得した2011-2012シーズンの「ロミオ+ジュリエット」の衣装デザインをジョニーが担当。ジョニーの研ぎ澄まされた美意識が吹き込まれたコスチュームは、羽生のドラマティックな演技と完璧にシンクロし、世界中のファンの記憶に刻まれました。
羽生がプロ転向を果たした後も二人の精神的絆は変わらず、ジョニーは羽生の挑戦やアイスショーの進化に対し、常に惜しみない賛辞と熱烈なエールを送り届けています。