学校法人日本大学のスケールメリットを最大限に活かした高大一貫教育は、生徒にとって最大の防波堤だ。しかし、誰もが無条件で進学できるわけではない。その鍵を握るのが、毎年4月と9月に実施される「日本大学基礎学力到達度テスト」である。全付属校の生徒が同一問題を解き、その標準化得点と校内順位によって希望学部の推薦枠が配分される。
医学部、歯学部、薬学部、そして人気急上昇中の生物資源科学部や法学部など、上位学部を狙う争いは熾烈を極める。日大習志野では例年、卒業生の約半数から6割近くが日大への内部推薦資格を保持しつつ、他大学受験に打って出る。この「日大を滑り止めにしながら難関大を目指せる」特例制度こそが、学習意欲を底上げする原動力となっている。