二人の原点といえば、2014年に公開されたヒット作『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳』を外すことはできない。メガホンを取った佐藤信介監督と、製作・配給を務めた東宝によるタッグは、当時の邦画シーンに鮮烈な印象を残した。ルーヴル美術館での大規模ロケーション撮影など、スケールの大きさが話題を呼んだ作品だ。
あの初共演から12年の歳月が流れた。それぞれの現場で数々の修羅場を潜り抜け、役者として圧倒的な深みを増した。東宝の関係者は「当時、佐藤信介監督の現場で見せた二人の集中力と間合いの良さは、すでに完成されたものがありました。12年の時を経て熟成された演技が再び交差する瞬間は、日本映画史に残る出来事になるはずです」と熱弁する。前作で培われた互いへの全幅の信頼が、今回の再集結の大きな基礎となっている。