諏訪大社巡拝の最大の醍醐味といえるのが、二社四社をすべて参拝して御朱印を集める「4社巡り(4社まいり)」です。上社本宮、上社前宮、下社秋宮、下社春宮の全4社で御朱印を拝受すると、4社目(結願社)の授与所にて非売品の特製記念品が無償で授与されます。
授与される記念品は時期や年次により見直しが行われていますが、代表的な授与品として広く知られているのが特製きんちゃく(巾着袋)や記念箸(木落し箸・延命箸)、特製の落雁(茶菓子)などです。特に、御朱印帳がぴったり収まるサイズの巾着袋は、社紋が箔押しされた上品な仕上がりとなっており、「4社を無事に歩み切った証」として巡拝者の間で大切に保管されています。
この記念品を受け取るためのルールは明快です。参拝者が持参した御朱印帳(他社の御朱印帳でも可)に4社分の御朱印を順番に拝受していき、最後の社で「4社目です」と神職や巫女に申し出ることで、確認印とともに記念品が手渡されます。御朱印の初穂料は各社500円、4社合計で2,000円となります。達成記念品自体の追加料金は不要であり、古くからの巡拝文化を尊ぶ諏訪大社ならではの温かなもてなしとして高く評価されています。