TBS系金曜ドラマ『妻、小学生になる。』は、亡くなった妻が別の女の子(小学生)に生まれ変わって戻ってくるというファンタジー・ホームドラマです。
その中で當真あみさんが演じた出雲凛音(いずも・りおん)は、物語の核心に激しく揺さぶりをかける重要なキャラクターでした。
役どころ:天才小説家にして「もう一人の生まれ変わり」
出雲凛音は、病気で亡くなった自分の「生まれ変わり」を自覚している、中学時代の天才小説家という設定でした。
主人公・新島家の「妻の生まれ変わり」である万理華(毎田暖乃)の前に現れ、物語に不穏さと救いの両方をもたらす存在です。
常に影を背負ったような表情、大人びた台詞回し、そして時折見せる年相応の脆さ。
初出演作にしてこれほどまでに複雑な、非常に非常に高度な演技を求められる役に抜擢されたことが、後の彼女のキャリアを決定づけました。
プロデューサーも驚愕!オーディションでの「佇まい」
この役を射止めたのは、オーディションでの彼女の振る舞いでした。
プロデューサー陣は、當真あみさんが部屋に入ってきた瞬間に、「彼女しかいない」と感じたといいます。
演技力もさることながら、その「佇まいの美しさ」と、何を考えているのか読ませない不思議なオーラが、ミステリアスな役柄に完璧にマッチしていました。
沖縄でのスカウトから間もない時期でしたが、すでに「自分を見せる」準備ができていたのでしょう。
視聴者の反応:「あの子は誰?」とSNSが騒然
放送開始直後から、ネット上では「この美少女は一体誰?」「透明感がすごすぎる」という声が溢れました。
特に、物語の後半で彼女の正体が明かされていく過程での、繊細な感情の揺れを表現した演技には、多くの視聴者が涙しました。
『つましょー』は彼女にとっての「名刺代わりの一作」となり、放送終了後にはカルピスウォーターのCM出演など、スターダムを駆け上がっていくことになります。
共演者との絆:神木隆之介や吉田羊とのエピソード
現場では、堤真一さんや石田ゆり子さん、蒔田彩珠さんといった豪華キャストに囲まれていました。
特に、ドラマの中での交流が深かった神木隆之介さんや吉田羊さんからは、その演技への向き合い方を賞賛される場面も。
吉田羊さんは、後に當真さんのことを「吸い込まれるような瞳をしていて、見つめ合っているとこちらの心まで映し出されそうになる」と振り返っています。
大御所や実力派たちに物怖じせずぶつかっていった『つましょー』での経験が、今の彼女の「揺るぎない自信」を形成しているのは間違いありません。