Apple公式では「アンバー(琥珀色)」と定義されているこのライトですが、一般にはオレンジや黄色に見える点滅パターンです。点灯(数秒光って消える状態)であれば単なる充電残量の低下を示しますが、規則的にチカチカと点滅し続けている状態は、デバイス側が明確なエラーシグナルを発している証拠です。
具体的には、主に次の3つの要因で発生します。
第1に、ペアリング設定情報の破損・不一致です。iPhone側のアカウント情報(Apple ID)やBluetoothの接続キャッシュと、イヤホン本体が保持する接続プロファイルの間で通信の整合性が取れなくなると、ケースはオレンジ点滅を起こして接続プロセスを拒絶します。
第2に、左右のイヤホン同士が通信できていないケースです。AirPodsは左右が独立したパーツでありながら、ケース内で互いのファームウェアや通信状態を照合しています。片耳の充電端子に皮脂やホコリが付着していたり、片方だけ放電していたりすると「片耳が存在しない」または「別々のイヤホンが挿入された」と誤認し、エラー点滅を吐き出します。
第3に、内部ファームウェアのクラッシュやアップデート中断です。バックグラウンドでのファームウェア更新中にケースを開閉したり、電池が切れたりすると、起動シーケンスがループして復帰できなくなります。