居酒屋としての認知が高い磯丸水産ですが、日常のランチスポットとしての実力も見逃せません。特筆すべきは、11時から17時までという長時間のランチタイム設定です。一般的な飲食店が14時前後で昼営業を終了する中、遅めの昼食や、昼下がりの早い時間帯からの飲み需要をしっかりと取り込んでいます。
昼の主力を担う磯丸水産海鮮丼定食のラインナップは、看板の「まぐろ丼」をはじめ、「海鮮こぼれ丼」「サーモンといくらの親子丼」「バラチラシ丼」など多岐にわたります。酢飯の配合やネタの鮮度管理は長年のチェーン展開で研ぎ澄まされており、大盛り対応やうどん・味噌汁のセット追加も柔軟です。
さらに見逃せないのが刺身定食や大判アジフライ定食、サバの塩焼き定食といった「焼き魚・揚げ物定食」の存在です。オフィス街の店舗(東京43店舗、神奈川15店舗などの主要ターミナル駅周辺)では、スーツ姿のビジネスパーソンだけでなく、女性の1人客が手軽に本格的な魚定食を食べる場として定着しています。1,000円札1枚前後でしっかりとした魚料理が食べられる選択肢として、現在の外食市場において貴重な防波堤となっています。