約2,000席を誇る大ホール。座席選びで失敗しないためには、フロア構造のクセを掴む必要がある。
1階席の前方ブロック(1〜10列目付近)は、アーティストの息遣いや指先の細かなニュアンスまでダイレクトに飛び込んでくる臨場感の塊だ。ただし、ステージ床面がやや高めに設計されているため、最前列付近は首への負担を覚悟したい。肉眼で表情を焼き付けたいなら、段差が効き始める7列目から15列目の中央寄りがまさにプラチナシートとなる。
一方の2階席は、ステージ全体を使った壮大な演出や照明のグラデーションを味わうのにうってつけだ。勾配がしっかりと確保されているため、前の人の頭で視界が遮られるリスクが極めて低い。双眼鏡さえ手元にあれば、表情を追いながら全体のフォーメーションも同時に把握できる。遠目ながらもステージとの一体感を損なわない絶妙な設計は、多くのリピーターから支持されている。