多くの人が「アレルギー=蕁麻疹」と思い込んでいる。しかし、初期のシグナルはもっと巧妙だ。食後数分から数時間以内に、唇や口の中がピリピリする、あるいは喉がイガイガする。これらは口腔アレルギー症候群と呼ばれる初期症状だ。風邪の引き始めと勘違いしやすいが、食事のたびに繰り返すようなら疑うべきだろう。
さらに症状が進むと、激しい腹痛や下痢、嘔吐といった消化器症状が現れる。これを「食あたり」や「胃腸炎」と自己診断して放置するのは極めて危険だ。体の中で免疫システムが激しい戦闘を繰り広げている証拠なのである。