沙条愛歌を語る上で欠かせないのが、セイバーであるアーサー・ペンドラゴンとの関係です。彼女はアーサーに対して強い執着を見せます。ただし、それは恋愛感情とは少し異なる性質のもの。
愛歌にとってアーサーは「完全な存在」。彼の騎士道精神、高潔さ、すべてが彼女の興味を引きます。しかし彼女の愛し方は一方的で、相手の意思を尊重しません。所有したい、完全に自分のものにしたいという欲求が前面に出ます。
この歪んだ関係性が、物語に緊張感をもたらしています。アーサーは愛歌の純粋さを認めつつも、その危険性を理解している。二人の間には常に微妙な距離感が存在するのです。