中指を立てる本当の意味と由来とは?海外の逮捕リスクや心理を徹底検証

中指を立てる本当の意味と由来とは?海外の逮捕リスクや心理を徹底検証

中指を立てる本当の意味と由来とは?海外の逮捕リスクや心理を徹底検証について押さえておきたい 理由を分かりやすい構成で解説いたします。

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中指を立てる仕草は、英語圏で一般に「ファックサイン(The Finger / Flipping the bird)」と呼ばれ、相手を激しく冒涜・威嚇する意味を持ちます。その起源は数百年どころか、2500年以上前の地中海文明にまで遡ります。

文献上で確認できる最古の記録の一つは、古代ギリシャの喜劇作家アリストパネスが紀元前423年に著した戯曲『雲』です。劇中では、登場人物が中指を突き出して男性器に見立て、相手を嘲笑する描写が存在します。古代ギリシャでは「カタピュゴン(katapygon)」と呼ばれ、相手を性的に屈服させ、社会的尊厳を奪う強烈なジェスチャーとして用いられていました。

その後、古代ローマ時代には「ディギトゥス・インプディクス(digitus impudicus=不敬・破廉恥な指)」という名で定着します。両側の指を折り曲げて直立させた中指を男性器と陰嚢に見立て、相手に向けたり魔除けとして使ったりする習俗が、歴史家スエトニウスやタキトゥスの著作にも記録されています。

一方、ネット上で広く拡散されている「百年戦争(1415年・アジャンクールの戦い)起源説」――捕虜になると弓を引けないよう中指を切り落とされるため、イギリス兵がフランス兵を挑発して中指を見せたという逸話――は、現代の軍事史家による検証で後世に作られた俗説(都市伝説)であることが判明しています。確固たる歴史的事実は、このサインが一貫して性的な屈辱を与える原始的な侮辱表現として受け継がれてきたという点にあります。

池田 達也
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池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。