当時の生活困窮ぶりを示す有名なエピソードとして、1日に小さなおにぎり1個しか食べられない時期があったことが知られている。水道やガスが止まる寸前の生活のなか、彼女が目にしたのが、ロケ弁が支給されるという乃木坂46の1期生オーディションの告知だった。まさに「食べていくため」「自力で大学の学費を払い続けるため」に選んだのがアイドルという選択肢だったのだ。
2011年に乃木坂46の合格を掴み取って以降、彼女は早朝から夜遅くまでにおよぶレッスンやTV収録の合間を縫って大学へ通い続けた。自分の夢であった学業と、生活のために始めたアイドル活動。その2つを両立させようとする姿勢は、同期メンバーや関係者からも異色の存在として注視されていた。