アラフォー・アラフィフ世代にとって圧倒的な知名度を誇るのが、1982年から10年半にわたり放送された『にこにこ、ぷん』です。ウラオモテ山猫の「袋小路じゃじゃまる」、ふんボルトペンギンの「ふぉるてしも・ぴっころ」、カペリット島のマヨネーズネズミ「ぽろり・カジリアッチIII世」のトリオは、歴代屈指の国民的人気を集めました。
特筆すべきは、キャラクターに命を吹き込んだ声優陣の豪華さです。じゃじゃまる役を務めたのは、『ドラえもん』のスネ夫役でも知られる故・肝付兼太氏。ぴっころ役は『ドラゴンボール』のクリリン役や『ONE PIECE』のルフィ役でおなじみの田中真弓氏。ぽろり役は『ドラゴンボールZ』のフリーザ役や『それいけ!アンパンマン』のばいきんまん役で知られる中尾隆聖氏という、日本のアニメ史を代表する巨匠たちが集結していました。
後継作となった『ドレミファ・どーなっつ!』(1992年〜2000年)では、みど(声:佐久間レイ氏)、ふぁど(声:小生智子氏)、れっしー(声:中尾隆聖氏)、そらお(声:青木和代氏)の4人組が登場。現在でもファミリーコンサートのアーカイブ配信などで親しまれており、多様な個性を持つ仲間が共生する温かいストーリーが支持を集めました。