千葉県館山市で幼馴染だったYOSHIKIとTOSHIを中心に結成されたバンドは、インディーズ時代から常識破りの破壊力で注目を集めた。髪を高く逆立て、派手なメイクと革ジャンを纏った彼らの姿は、当時の音楽メディアから猛烈なバッシングを受けながらも、若者たちの爆発的な支持を獲得。「バラエティ番組への出演」という当時のロック界ではタブーとされた領域にも躊躇なく踏み込み、自らの力でムーブメントを切り開いていった。
東京ドームでの連続公演やメジャーデビュー後のメガヒット、そして全米進出への挑戦。しかし、頂点に上り詰める影でバンドを襲ったのは、ボーカルTOSHIの脱退と1997年の解散、さらには結成時からの盟友であり天才ギタリストHIDEのあまりにも突然の悲劇的な死だった。絶望の底から奇跡的な再結成を果たした後も、初期メンバーであるTAIJIとの別れなど、彼らの歴史は常に光と影が激しく交錯している。