大学教授の月収は本当に高い?手取りの実態と国私立の格差・副収入の真相

大学教授の月収は本当に高い?手取りの実態と国私立の格差・副収入の真相

大学教授の月収は本当に高い?手取りの実態と国私立の格差・副収入の真相の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」の最新公表データを基に算定すると、大学教授(高専含む・平均年齢58.2歳)の1ヶ月あたりの平均給与(月収)は66万4,300円、年間賞与(ボーナス)は292万8,300円、これらを合算した平均年収は1,088万9,900円となっています。国内の全給与所得者の平均年収(約460万円前後)と比較すれば2.3倍以上の高水準に達しており、統計上は紛れもなく高所得層に分類されます。

しかし、額面上の高収入に目を奪われて見落とされがちなのが、累進課税と社会保険料の負担による目減りです。大学教授 年収 手取りのリアルを検証すると、年収約1,089万円の教授の場合、所得税、住民税、文部科学省共済組合(または私学共済)の掛金、雇用保険料などが年間で約270万〜300万円控除されます。結果として年間手取り額は約790万〜820万円、月々の手取り月収は約48万〜53万円(賞与月を除く)となり、手元に残る可処分所得は世間が想像する「大富豪」の生活感とは大きく異なります。

年代別の推移に着目すると、昇給カーブの急激な変化が浮き彫りになります。博士号取得後のポスドクや助教時代の長い低収入期間を経て、教授に昇格し始める大学教授 40代 月収は約55万〜62万円(年収850万〜980万円、手取り月収約40万〜45万円)。教育実績や研究実績が円熟期を迎える大学教授 50代 年収では1,150万〜1,320万円(月収70万〜80万円、手取り月収約50万〜58万円)に達し、給与のピークを迎えます。

山本 拓海
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山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。