SNSやレシピ投稿プラットフォーム、飲食店レビューを調査すると、消費者の間でも認識の揺れがはっきりと確認できます。
「喫茶店でドライカレーを頼んだらチャーハン風が出てきて安心した」という声がある一方で、「カフェでドライカレーを注文したら、ご飯の上にキーマカレー風の肉が載っていて驚いた」という投稿も目立ちます。また、料理初心者からは「ひき肉を炒めてカレールーを混ぜたものは、キーマカレーと呼ぶべきかドライカレーと呼ぶべきか分からない」といった相談が知恵袋等に定期的に寄せられています。
外食業界の関係者によると、近年はメニュー表記において「炒めタイプはカレードライピラフやカレー炒飯」「トッピングタイプはキーマカレーまたはドライキーマ」と書き分ける店舗が増加しています。昭和レトロな純喫茶では炒めご飯型を「ドライカレー」と呼び、スパイスカレー専門店では水分を極限まで詰めた肉料理を「無水キーマ」や「ドライキーマ」と呼ぶ傾向が強まっています。