ヤドンといえば、うどん県こと香川県の「香川愛好ポケモン」としての活動が有名だ。しかし2026年現在、その波及効果はうどんの出汁の香りを遥かに超えて、東京のファッションの聖地・渋谷109の特設ポップアップストアや原宿のセレクトショップへと波及している。
週末の渋谷では、ピンクのギャルヤドンプリントTシャツに超厚底スニーカーを合わせた若者たちが列をなす。店内にはヒョウ柄のしっぽモチーフチャームや、ビビッドピンクのキラキラステッカーが並び、完売商品が相次ぐ事態となった。「ご当地キャラクター的な和やかさ」と「エッジの効いたギャル文化」の衝突。この予期せぬカルチャーの化学反応こそが、ストリートの鋭いセンスを刺激したと言える。
香川県の地元ファンからも「まさかヤドンがこんなギラギラした形で進化するとは思わなかったが、これはこれで愛おしい」と温かい声が上がっており、地域おこしの枠組みすらも軽々と飛び越える熱量が生まれている。