ソウル特別市政府を率いる呉世勲(オ・セフン)市長は、都市の景観と水辺空間を劇的に再生させるメガプロジェクトを力強く推進している。その中核を成すのが、漢江沿岸を市民と観光客の憩いの場へと昇華させる構想だ。川沿いに整備された広大な遊歩道には水上レストランやアートパビリオンが次々とオープンし、夜になれば水面に反射する摩天楼の光が幻想的なパノラマを描き出す。
都市のスカイライン自体も大胆な規制緩和によって変貌しつつある。ソウル特別市政府は建物の高さ制限やデザイン規制を柔軟に見直し、個性的なファサードを持つ建築物の建設を後押しする。古びた団地群の解体と超高層タワーマンションへの建て替えが同時多発的に進む光景は、成長への執念を失わないメガシティの矜持を物語っている。