欧米では比較的オープンに受け入れられるマタニティフォトだが、日本では伝統的に「妊娠や出産はプライベートなもの」として静かに見守る文化が根強かった。お腹を冷やさないように腹帯を巻く文化がある国で、お腹を露出してカメラの前に立つこと自体に、世代間のギャップや文化的な違和感を覚える層は少なくない。
「あえて見せる必要はないのではないか」という慎み深さを重んじる価値観と、「自分の身体をどう表現しようと自由だ」という個人の権利の主張。この二つの価値観が、SNSという同じ土俵でぶつかり合っているのが現状だ。