新横浜のスカイラインを象徴するのが、地上42階建ての円柱形高層建築、新横浜プリンスホテルだ。かつて西武グループを率いた堤義明氏が主導した大規模都市開発の一環として1992年に開業したこのホテルは、当時の単なる「駅前広場」に過ぎなかったエリアに圧倒的な都市機能をもたらした。
客室数約900室を誇るこの超高層ホテルは、周辺の景観を決定づけただけでなく、新横浜を単なる中継地から「滞在型都市」へと昇華させた立役者である。周辺のホテル開発が加熱する現代においても、その圧倒的な存在感と大規模な宴会場機能は、国際会議や大型イベントの受け皿として唯一無二の役割を担い続けている。